最近やったものの中では『シークレットゲーム』(体験版)みたいな感覚で、全体の流れには感心があるけれど、叙述や会話の文にはあまり惹かれなくて、一文一文をしっかり読むのは少し辛い。一つの作品に取り組む時間が他媒体よりも長くなりがちなエロゲーに於いてこれは結構問題だったりする。それでも画が圧倒的に巧かったりすれば話が違ったりするんだろうけれど、そういうこともなく、物語の大まかな筋が気になるだけに残念ではある。
そういうこともあって一大イベントの日光消失現象が起こるまでは割と退屈。都が意識を失う事件があったりして、それも興味なくはないけれど、少なくともそれはこの物語中(しかも体験版の中)に於いて比較的というだけであったりする。そこから急な坂を転がるようにトントンと緊張が続くならまだしも、事象に対するアクションは出来ないし、事の詳細もわからぬままに日々が続くというリアルさを取り入れていたのでストーリーにのめり込むことも出来ない。
OP後の日光消失現象の発生が体験版と製品版を繋ぐエピローグブリッジになるが、これは純粋におもしろい。太陽に異常があるのか、はたまた宇宙空間/大気に何かが起こったのか、地球の座標が転移したのか、それとも太陽光は変わらず地表に届いているが人々の認識が太陽光のみを捉えられなくなったのか。そして同時に目覚めなくなってしまった多くの人々や通信インフラの壊滅など、SFやサスペンスが好きな人間にはたまらない展開。惜しむらくはOP以前に殆どの場面でプレイヤーの視点を担っていた主人公たちがこの局面にどう対処するのか……むしろ意識はあるのかが全くわからないことだろうか。公開されているイベント画からするに拓海、宗一、碧は無事そうではあるが、そもそもこの面子でどう物語を進めていくのか、予想ができない。自称記憶喪失の香澄の正体がどっかのエージェントとかだったら……とか思わなくもない。OP後に香澄と共に行動する三人グループの活躍だけが、今のところ少しだけ期待できるといったところか。鈴可愛いし。それから都も可愛いよね。うん、最後にこれだけは言いたかった。救済者ちゃんも含めて貧乳勢は良い感じです。
0 コメント:
コメントを投稿