
『グリザイアの果実』をプレイして、やっぱり萌えゲー(『鬼ごっこ!』、『Marguerite Sphere』等)よりも明らかにシリアスなストーリーのあったゲームが良いなと思って、以前体験版ver1をプレイした時に購入候補からはすっかり外してしまった『White』がまた気になりはじめていた。特にOP ver1.03が気に入って、買おうかどうしようか、でも前体験版やった時はアレだったしなあと悶々と。
結論から言えば、とても惜しいけれど当初の予定通り購入は控えることになりそう。というか四月が激戦すぎるので控えろと自らに言い聞かせてる感じ。今回の体験版では東京到着後の様子が簡潔に描かれるがちょっと簡潔すぎて、個人的に前回気になったテキストの質という点の確認ができなかった。キャラクターたちはコミカルに動いていて、その点は文句なく面白い。カナンも取り繕うのは止めてはっちゃけはじめ、前回の体験版から随分印象が変わった。「ザギンでスーシー?」とか、キャラ崩壊しすぎだけどそれが良い。マリカとブリジットも東京に来て一層愉快になり、所謂シリアス前の日常パートでは不安要素がない。それらの描写は前回の体験版の不満点の一つだったキャラクターへの愛着というものを見事に水準以上のものにできたと感じる。しかし何というか、あと一歩を推す要素もない。攻略キャラの二人も登場しなかったし、作品の色が未だによくわからない上で手を出させる一押しが。『穢翼のユースティア』よりも後半がどうなるかというのが読めないし、『グリカジ』が豪華だったこともあり、フルプライス作品となるとその価値があるのかわからず躊躇せざるを得ない……でもなあ、ブリジットはすっげぇ可愛いんだよなあ。こんな金髪娘に「か、勘違いしないでよね!」とか言われるだけで胸熱になってしまう。そうやって、これもキャラゲーだと割り切れば『鬼ごっこ!』と『Marguerite Sphere』に並ぶが、それはより混迷を呼ぶことに他ならない。
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