2010年12月21日火曜日
<S-Fマガジン>二〇一〇年三月号
今回は「2009年度英米SF受賞作特集」。つまらなくはないんだけれど、特別おもしろいわけではない微妙な号。
●p4 オールタイム・SF映画ベスト50座談会(高橋良平、柳下毅一郎、鷲巣義明、渡辺麻紀、添野知生)
映画って読書なんかと比べると随分お金が必要な趣味だと思うんだよね。特に映画館で観ると高い。レンタルで観ても本と比べて金がかかる気がする。まあ、ぼくが普段は本を図書館か古本かのどちらかで入手して読んでいるから安上がりに済んでいるんであって、新品を買うとなると本も結構高いけれど。でもよくよく考えれば映画も図書館に置いてあるし、もうちょっと積極的に視聴してもいいのかもしれない。
というわけであまり映画を観ていないのにこんな特集を観てもおもしろいのかと最初は気後れ気味だったが、なんだかんだで楽しめた。というか、意外と観たことある映画が多く話題に挙がっていたんだよね。自分は映画をあんまり観ないと言っていても、何だかんだで自称映画が好きな人(マニアに非ず)に話を合わせられるくらいは観ているからか。『ブレードランナー』や『2001年宇宙の旅』とかは今日日、普通の人たちは観ていなくても仕方ないと思うが『ゴジラ』、『スター・ウォーズ』、『エイリアン』を観たことがないって人は以外と多いんだよね。『スター・ウォーズ』は特に映画もSFも、ついでにVFXが好きじゃなくてもみんなが観ているという印象がある映画だったから、人と話して観たことがないと言われてとても驚いたことがある。でも自分の映画に限らずゲーム、アニメ、読書、諸々の遍歴も人からしたら変に思えることがあるんでしょうな。それが個性としておもしろくもあるんだけれど、人と同じものを自分の視点から視るということも大切だと思うので、とりあえずは今回の座談会で(限定して)決定されたベスト50を参考に映画を観てみたいと思う。
[ベスト50リスト]
1.ブレードランナー(1982)リドリースコット
2.キング・モング(1933)メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードサック
3.メトロポリス(1927)フリッツ・ラング
4.スター・ウォーズ(1980)アーヴィン・カーシュナー
5.2001年宇宙の旅(1968)スタンリー・キューブリック
6.エイリアン(1979)リドリー・スコット
7.ヴィデオドローム(1983)デヴィッド・クローネンバーグ
8.ターミネーター(1984)ジェームズ・キャメロン
9.ゴジラ(1985)本多猪四郎
10.未来世紀ブラジル(1985)テリー・ギリアム
11.ダーク・スター(1974)ジョン・カーペンター
12.遊星からの物体X(1982)ジョン・カーペンター
13.バットマン・リターンズ(1992)ティム・バートン
14.マトリックス(1999)ウォシャウスキー兄弟
15.マッドマックス2(1981)ジョージ・ミラー
16.バーバレラ(1968)ロジェ・ヴァディム
17.博士の異常な愛情(1964)スタンリー・キューブリック
18.時計じかけのオレンジ(1971)スタンリー・キューブリック
19.アンブレイカブル(2000)M・ナイト・シャマラン
20.ロード・オブ・ザ・リング(2001)ピーター・ジャクソン
21.アイアン・ジャイアント(1999)ブラッド・バ0ド
22.ボディ・スナッチャー 恐怖の街(1956)ドン・シーゲル
23.原子怪獣現る(1953)ユージン・ローリー
24.スキャナー・ダークリー(2006)リチャード・リンクレイター
25.禁断の惑星(1956)フレッド・マクロード・ウィルコックス
26.ゾンビ(1978)ジョージ・A・ロメロ
27.宇宙戦争(2006)スティーヴン・スピルバーグ
28.ロボコップ(1987)ポール・ヴァーホーヴェン
29.猿の惑星(1968)フランクリン・J・シャフナー
30.遊星よりの物体X(1951)クリスチャン・ナイビー
31.ダーククリスタル(1982)ジム・ヘンソン、フランク・オズ
32.ガメラ2 レギオン襲来(1996)金子修介
33.宇宙水爆戦(1955)ジョセフ・M・ニューマン
34.フランケンシュタインの花嫁(1935)ジェームズ・ホエール
35.地球最後の男(未)(1964)シドニー・サルコウ、ウバルド・ラゴーナ
36.原子人間(1955)ヴァル・ゲスト
37.機動警察パトレイバー THE MOVIE(1986)押井守
38.惑星ソラリス(1972)アンドレイ・タルコフスキー
39.アルゴ探検隊の大冒険(1963)ドン・チャフィ
40.去年マリエンバートで(1961)アラン・レネ
41.放射能X(1954)ゴードン・ダグラス
42.アイアンマン(2008)ジョン・ファヴロー
43.地球の静止する日(1951)ロバート・ワイズ
44.キング・コング(2005)ピーター・ジャクソン
45.ピクニック at ハンギング・ロック(1975)ピーター・ウェア
46.地球爆破作戦(1970)ジョゼフ・サージェント
47.ゴジラ対へドラ(1971)坂野義光
48.ダークマン(1990)サム・ライミ
49.ギャラクシー・クエスト(1999)ディーン・パリソット
50.恋はデジャ・ブ(1993)ハロルド・ライミス
●p9 ナンシー・クレス「アードマン連結体」(田中一江訳)
紹介文:
老物理学者ヘンリー・アードマンを突如襲った身体的異変。それは大いなる異変の前触れだった……。
ネビュラ賞のノヴェラ部門受賞作品。選考に納得いかないのは毎度のことなので最早どうでもよろしい。タイトルがギブスンの「ガーンズバック連続体」っぽくてかっこいいけど、内容を読むとガッカリする。間違っちゃいないんだけどあまりにも捻りがない。エキストラにまでいちいち名前がついているのはクレスらしい。
所謂『幼年期の終わり』系で、昨今の世界的な平均寿命の延びから来る老人の増加に目を付けたところにオリジナリティがあるのかもしれないが、物語としての真新しさはない。ナンシー・クレスの作品としては『ベガーズ・イン・スペイン』収録作品の方がよっぽど面白い。《プロバビリティ》シリーズと本作を読んで、この作家は専門的な物理学に対して憧れはもっているんだけれどそれをイーガンやストロスのように使いこなせていないんだと感じた。小説としてそれなりに楽しんで読ませる力はあるのに、ハードSFとして見ると山本弘とか小川一水のレベルに留まる。
しかし相変わらず人物を描くのが巧い。読んでいる時は特に何も感じることはないんだけれど、これを読んだ後に他人と会話を交えているときにふと小説内に書かれていたことを、身を以て体験できる。ウザキャラのイヴリンですら然るべき存在理由を与えられていると思う。個人的体験としては相手がこちらの事情を無視して偉そうに語る時などは、別段そのことについて語りたいのでも、こちらに語りかけたいのでもなく、ただ単に己の中に溜まっている未消化な思念を言葉にしているだけだということがこの作品を通してすごく実感できた。だからそういう時は相手の話の瑕疵を指摘したり論理的な弁明をしても無駄で疲れるだけだから、ウンウンと頷いていればいいのだ。この柵から抜け出た統一的な存在の一部になりたい。早く船が来てくれればいいのに。
近著短編集に表題作として収録されている。
[メモ]
1.【ジョン・ドライデン - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%B3)】
2.p24の“真空フラックスを縦横にはねまわっている”はフラックスの言葉の使い方として正しいのだろうか。知り合いの理系二人に聞いたけどわかんなかった。この超越存在について焦点を当てたパラグラフでは宇宙時間云々の記述もあるけれど、単なる雰囲気作りっぽいような。
参考:【フラックス (物理学) - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9_(%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6))】
[作家詳細]
【ナンシー・クレス(Nancy Kress) (http://homepage1.nifty.com/ta/sfk/kress.htm)】
●p73 2009年度・英米SF受賞作特集 特集解説:橋本輝幸 + 2009年度受賞作リスト
内容は各URLを参照。
[ヒューゴー賞]
【The Hugo Awards : 2009 Hugo Awards (http://www.thehugoawards.org/hugo-history/2009-hugo-awards/)】
[ネビュラ賞]
【Nebula Award Final Ballots from the 2000s (http://dpsinfo.com/awardweb/nebulas/00s.html#2008)】
[ローカス賞]
【The Locus Index to SF Awards: 2009 Locus Awards (http://www.locusmag.com/SFAwards/Db/Locus2009.html)】
[アシモフ誌読者賞]
[アナログ誌読者賞]
【SF Site News ≫ Asimov’s and Anlab Readers’ Polls (http://www.sfsite.com/news/2009/04/29/asimovs-and-anlab-readers-polls/)】
[英国SF協会賞]
【2008 Winners (http://www.bsfa.co.uk/BSFAAward/2008Winners.aspx)】
[アーサー・C・クラーク賞]
【Previous Winners (http://www.clarkeawards.com/PreviousWinners/tabid/60/ctl/Details/mid/411/ItemID/22/Default.aspx)】
[英国幻想文学賞]
【The British Fantasy Awards: a Short History (http://www.britishfantasysociety.org/index.php/british-fantasy-awards/history-of-the-bfas)】
[ブラム・ストーカー賞]
【ブラム・ストーカー賞 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E8%B3%9E#2009.E5.B9.B4)】
[世界幻想文学大賞]
【世界幻想文学大賞 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B9%BB%E6%83%B3%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%A4%A7%E8%B3%9E#2000.E5.B9.B4.E4.BB.A3)】
[フィリップ・K・ディック賞]
【The Philip K. Dick Award - winners by year (http://www.philipkdick.com/links_pkdaward.html)】
[ジョン・W・キャンベル賞]
【ジョン・W・キャンベル記念賞 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BBW%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E8%A8%98%E5%BF%B5%E8%B3%9E)】
[シオドア・スタージョン記念賞]
【シオドア・スタージョン記念賞 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E8%A8%98%E5%BF%B5%E8%B3%9E)】
[ジョン・W・キャンベル新人賞]
【ジョン・W・キャンベル新人賞 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BBW%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E6%96%B0%E4%BA%BA%E8%B3%9E)】
●p82 ジェフリー・A・ランディス「マン・イン・ザ・ミラー」(小野田和子訳)
紹介文:
採掘のため降り立った小惑星に存在する異様な地形。好奇心にかられた男はそこを訪れるが……
アナログ誌読者賞ノヴェレット部門受賞作品。マイケル・ジャクソンも『ジョジョ』も関係ない。
異星人の作ったものだと思わしき巨大な凹面鏡に落っこちて、そこから脱出する男の話。脱出すると言っても、摩擦がごく少ない鏡の上を楕円運動を繰り返しつつ、どうやって上に出るかというだけで、特に異星人が語りかけてきたり急なピンチに陥ったりはしない。ブランコの容量で重心移動をさせて運動エネルギーを増加させて出るだけの話なんだけど面白く読める。人のこと言えないけれど、これが読者賞とは、アナログ誌読者は変態揃いである。
[作家詳細]
【ジェフリー・A・ランディス(Geoffrey A. Landis) (http://homepage1.nifty.com/ta/sfl/landis.htm)】
●p99 テッド・チャン・インタビュウ (インタビュアー&構成:大森望)
チャンがギレルモ・デル・トロの『パンズ・ラビリンス』をベタ褒め。
●p113 SF BOOK SCOPE
今号は気になるものが少ないと思ったが、よくよく思い返せば二月号もそこまで惹かれた本は多くはなかった。しかしながらそれは既にチェックしているものも紹介されているからで、自分のウィッシュリストと重複しないものを紹介して欲しいという思いが、このコーナーに寄せられてしまうからでしかない。
毎回ラノベを紹介するのは些か無理矢理にも思えるが、タニグチリウイチのラノベ紹介枠では準ラノベの壁井ユカコ『カスタム・チャイルド 罪と罰』に目を止めた。所謂デザイナーズ・チルドレンが親から受けた歪んだ気持ちの受け取り方を描く物語らしい。
細井威男の紹介しているものは海外SFなので殆どチェック済みだが、マイク・アシュレイ編の『シャーロック・ホームズの大冒険』はホームズもののアンソロながらもSF作家が多く寄稿していて、例えばバクスターの短編なんかも載せられているということで要チェック。
ホラー紹介担当笹川吉晴の紹介する三冊のうち一冊、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『MORSE』は都市恐怖譚で退廃的なパンク系ホラーな匂いがする。
あとは純文学から牧眞司が紹介するジョルジュ・ペレック『煙滅』は、原文フランス語では再頻出文字のEを一切使わずに書き上げた小説ということで、それだけなら暗号解読技術の頻度分析が効かないという程度で話は終わるが、内容は普通のミステリでなくメタ世界に迫ったSFとしても読めるという少しだけ気になるかもしれない。
●p126 飛浩隆「零號琴」連載第二回
紹介文:
磐記の街で開催される假劇に参加したトロムボノクたちを待ち受けているものとは?
先月号で次回はカスタトロフが起こると紹介されていたので、惑星一個くらい消滅するのかと思ったけど、假劇に乗じたテロだった。ちょっとショボいよ。内容自体は前回に引き続きおもしろい。
[作家詳細]
【飛浩隆 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E6%B5%A9%E9%9A%86)】
●p148 小林泰三 《天獄と地国との狭間》第八話「シャヘラザード」
紹介文:
カムロギたちの前に姿を現したウインナー村の長老・ザビタンは、若い少女だった。
ザビタン「ザビたん言うな!」
↓
ザビタン「わたしは今よりザビたんと名乗る」
カムロギ、ナタ、ヨシュアという空賊たちがダイソン球の外郭で冒険をする話らしいんだけど、今回は未読の七話で交戦したらしきザビタンの過去エピソードだから単体でもごく普通に読めた。シリーズの途中参入者としては良いタイミングで入れたかな。
巨大な特殊兵器――天使――というのがあるという背景はわかった。しかしシャヘラザード=レギオンが登場したときに、戦闘艇と核融合弾頭の使用をすすんで選択した家老が天使であるカルラの出撃を拒んだ理由はあまり合理的には思えなかった。結局レギオンが天使であれば戦闘艇も核融合弾頭も効果はなく、最終的にはカルラの出番になり、レギオンが天使でなければ天使のカルラで圧倒できる筈なんじゃないのか。ここらへんは六話以前をちゃんと読んでないから違和感があるだけかな?
[作家詳細]
【小林泰三 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%B3%B0%E4%B8%89)】
●p166 樺山三英「世界最終戦論」
紹介文:
戦争は一度も途絶えたことがないのだという戦争は。今も、そしてこれからも――
有名作品を別の視点から捉え直したシリーズで、今までもオーウェル『一九八四年』、シャルル・フーリエ『愛の新世界』、スウィフト『ガリヴァー旅行記』、ウィリアム・モリス『ユートピアだより』、ハクスリー『すばらしい新世界』を扱っていたらしい。今回は石原莞爾の『世界最終戦論』が題材。ところで『愛の新世界』の値段がAmazonのマケプレですごいコトになってる。九万て……
全体的にわかりにくいというか、ストーリー性はないとまでは言えないけれどまともにストーリー性や設定を評価するタイプの小説じゃなくて主張だけがある……んだと思う。戦争と平和は境界線で区切られて別のもののように思えるけれど、平和もまた戦争の一形態というオハナシ……だと思う。
[作家詳細]
【樺山三英 - Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%BA%E5%B1%B1%E4%B8%89%E8%8B%B1)】
●p202 SENSE OF REALITY
金子隆一のエッセイは毎回面白い。昔からこのコーナーを持ってるのかなと疑問に思って本棚にある九七年十一月号を見てみると、書評をしていた。今のエッセイの数が溜まったら本にして出して頂きたいところ。
●p236 MAGAZINE REVIEW 東茅子 〈アナログ〉誌《20099.7/8-2009.11》
〈アナログ〉誌は〈アシモフ〉誌よりもアイデアやビジョンは地味だったり昔のSFでありそうな話ながらも、だからこそ実は骨太な作品が載ってるという感じなのかな。「マン・イン・ザ・ミラー」もそんなんだったし。だからあらすじを紹介されても特定の作品が読みたくなるようなことはないんだけれど、実際に読んだら楽しいんだろうな。
●p246 キジ・ジョンスン「26モンキーズ、そして時の裂け目」(三角和代訳)
紹介文:
エイミーは、一ドルと引き替えに手に入れた26匹の猿たちとショーをして旅していた。
世界幻想文学大賞短篇部門、アシモフ誌読者賞ショート・ストーリー部門受賞作品。
短めだし悪くはないんだけれど、個人的にはそこまで。そういえばぼくは数年もの間、バスタブというか浴槽に浸かって風呂に入っていないんだな。ユニットバスだからどうしてもシャワーしか使わなくなってしまう。バスタブに浸かればどこかへ行けるわけでもないし、別にいいんだけど。
[作家詳細]
【キジ・ジョンスン(Kij Johnson) (http://homepage1.nifty.com/ta/sfj/johnso30.htm)】
●p258 ジェイムズ・アラン・ガードナー「光線銃――ある愛の物語」(金子浩訳)
紹介文:
ある日森で光線銃を見つけてから、内気な少年だったジャックの人生は大きく変わった。
シオドア・スタージョン記念賞、アシモフ誌読者賞ノヴェレット部門受賞作品。
光線銃はぶっちゃけどうでも良かったね。動機付けの対象としては確かに特殊ではあるんだけれど、SFだったらもっとすごいのいくらでもあるし。物語の流れ自体はオーソドックスながらもユーモアのツボを付いていておもしろい。SFのガジェットを利用した非SF的な作品。
[作家詳細]
【ジェイムズ・アラン・ガードナー(James Alan Gardner) (http://homepage1.nifty.com/ta/sfg/gardner.htm)】
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