2009年2月10日火曜日

ルシアン ネイハム『シャドー81』


 スタイリッシュなクライム・サスペンスであり、諧謔のあるエンタメ小説。映像的に格好良さそうなものを簡潔な文章で表現してるのが良かった。シナリオの構成も面白く仕上がってるんだけれど、スピード感のあるテクストで書かれているからこそ、面白かったんじゃないだろうか。
 表紙もいい。上部真ん中にある文字なんかは別にひねりがあるわけでもないし、タイトルも単なるコールサインだが、写真(?)のモチーフもシンメトリカルな配置で統一感があり、タイトルのごつごつした太い文字のバックも空の綺麗な青と合わせられてとてもインパクトのある見栄えに仕上がってる。
 好きなくだりはバーニー・オールコットの、どんな新聞記事にも難産はない云々のところ。

0 コメント:

コメントを投稿