このゲームの見所、それはひとえに主人公、御影広樹にあると言っても過言ではない。他の人物の前に、まず彼に焦点を当てて、とにかく格好良く映している。エロゲ主人公にしては珍しく声が付いていて、しかも彼の声をあてているのは緑川光さん(もしかしたら似てるだけなのかもしれいけれど)。クールな声が怜悧な主人公の性格にマッチしてすごく魅力的。さらに主人公はひねくれ者なのだが、声のおかげで嫌味無くユーモアさが感じられるよう演出できている。物語中で彼は、他人から超常の力――糸を奪い取っていくが、大きな力に飲み込まれる事は決してない強い人物。その強さ自体にコンプレックスを抱いて、今までは自分を抑圧していたのだが、戦いの中で高揚を知る熱いスピリットもあってバトルものとして観るととても面白い。
主人公に焦点が当てすぎな分だけ、3人のヒロインや最後に対峙する三上、そして物語の核として存在する糸にも深く触れられないのは残念だった。個別ルートごとのシナリオもとても短くて、あくまでも主人公の格好良さ表現する為に彼女達があったというふうにも思う。短い尺だったけれど、それぞれの魅力を発揮していたキャラクター達だっただけにエッチシーン以外の出番が少なかったのが惜しい気がした。
Monday, December 1, 2008
『MARIONETTE~糸使い~』雑感
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ゲーム
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