Friday, December 19, 2008

自転車事情

 フォトポタ日記:長尾 藤三『快感自転車塾―速くはなくともカッコよく疲れず楽しく走る法。』で知ったんだけれど、この本が良さそう。自分の自転車を乗る感覚に比較的近い。

ジテンシャは自分のペースで走るもの。
速いの,遅いのと,他人と食らえることはないのです。
誰かと競争して「勝った,負けた」は卒業しよう。
勝たないとつまらないなんて貧しい考え方から抜け出そう。
流れる雲は,速いほどエライなんて思わない。
流れの速い川が,ゆったりと流れる川より高級ということもない。
速く走れるなんて,速メシ,速グソ程度のことと考えて,
せかずあわてず,悠々と走りましょう。
(p19)

そう,こんな単純で大切なことに改めて気が付かされる,そんな自転車本なのです。
 僕は所謂ローディーではなく乗っている自転車もGIANT社のEscapeR3というロード寄りのクロスバイクで、しかもこれはエントリーモデルなのだけれど、都心部の脚としては殆ど不満はない。ロードを将来買うにしても、MASI社STEELのシャムロックグリーンが「カッコイイから」という理由で第一候補に挙っているくらい、純粋な走行性能意外の部分で自転車に魅力を感じている。ネットで見るローディーの意見の殆どは、レース準拠の装備とライディングテクニックが正義で、これは言うなればPCオタが圧倒的性能を求めているようなものだ。ヘルメットしなかったりしたら「かっこわるい」とか言われる(*1)。確かに一歩間違えれば、無関係な他者をも危険に巻き込んでしまうほどの速度で走るロードバイクとロード寄りのクロスバイクだが、敷居があまりにも高すぎる。
 緩い自転車乗りの市民権も認めて貰いたい気持ちを持つ中で、その立ち位置に近い本が出てきてくれると、それだけで手に取りたくなる。

*1:ヘルメットを着用すると逆に事故率が上がるとも言われていて、実は僕もそう感じている。ヘルメットと、それからアイウェアも着けると、どうしても視界が狭くなる。